Report no.3:フェアトレード+エシカルファッションショー
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Report no.3
フェアトレード+エシカルファッションショー:Power to the People
プロデュース:生駒芳子(ファッションジャーナリスト)、サフィア・ミニー(ピープル・ツリー)
       竹村伊央(Ethical Fashion Japan)

 旧中学校舎を活用した世田谷ものづくり学校で開かれたこの日のイベントを最も華やかに彩ったのが、お昼過ぎから行われたファッションショー。1階の長い廊下をそのままランウェイに見立てた異色の演出で、バイオリンの生演奏に先導され、フェアトレードやエシカルブランドのファッションに身を包んだ男女のモデルが廊下から突き当たりの教室「ギャラリー」への「花道」を往復しました。

 プログラムは3部構成で、第1部のテーマは東北コットン。津波被害を受けた宮城県沿岸部の農地でオーガニックコットンの栽培に取り組み始めた米農家をアパレル企業有志が支援するプロジェクトで、オリジナルTシャツにジーンズなど、ショーの親しみやすさを象徴するカジュアルスタイルの提案が中心でした(PHOTO1)

 第2部はエシカルファッションショー。オーガニックや天然の素材を使ったロンドン、シンガポール発の気鋭のエシカルブランドや、日本の伝統技術を未来に残すことをコンセプトとする「Cil(シル)」などが登場。1枚の布で何通りにも着こなせるユニークなニットウェアなど、エシカルブランドの先進性が楽しめる内容でした(PHOTO2)

 そして第3部はこの日、世界フェアトレード・デーを同時開催した日本のフェアトレードブランド「ピープル・ツリー」のファッションショー。森の豊かなニュアンスを表現した最新の秋冬コレクションに、ハッピーな大人の女性をイメージした春夏コレクション、そしてフィナーレには手織り手刺しゅうで作られた豪華なウェディングドレスの登場で、ショーはクライマックスを迎えます(PHOTO3)。最後に出演したモデル全員が顔をそろえ、ショーをプロデュースしたピープル・ツリー代表のサフィア・ミニーさん、ETHICAL FASHION JAPAN代表の竹村伊央さんが現れると、ギャラリーから大きな拍手が沸き起こりました。

PHOTO1
PHOTO1

PHOTO2
PHOTO2

PHOTO3
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PRODUCER COMMENTS

サフィア・ミニーさん

サフィア・ミニーさん

始めは廊下でやると言われてびっくりしましたが、リラックスした雰囲気の中でファッションの違う表現の仕方にチャレンジできたのではないでしょうか。モデルがつけていた花飾りはウェディングで使った花をリサイクルして作ったもので、日本にはすごい技術を持った人がいます。日本のファッションブランドも、もっとそういうエシカルな技術を生かして大きくなれればいいですね。


竹村伊央さん

竹村伊央さん

このイベントはもともと5月10日のコットン・デーに開いていたコットンサミットが起源なので、第1部を東北コットンにしました。服はもちろんですが、靴もベジタブルタンニン(天然の渋)のなめし革にするなどこだわりました。エシカルというと素朴なイメージもあるので全体をカラフルにまとめて、モデルさんにも元気に歩いてもらうようお願いしました。アットホームでフレンドリーな感じが出せたと思います。


当日の全スタイルを見たい方はこちらへ。気になるエシカルファッションブランド名も全スタイルについています。

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