Report no.3 / Ethical Fashion Japan × People Tree エシカルファッションショー:Be the Change

よりよい未来のために、「Be the Change!」
Report no.3 / Ethical Fashion Japan × People Tree エシカルファッションショー:Be the Change
ディレクター:竹村伊央

 エシカルファッションカレッジの目玉ともいえるのが、会場であるものづくり学校の長い廊下をランウェイにして行われる「エシカルファッションショー」。エシカルファッションジャパンとピープル・ツリーのコラボレーションに、ザ・ボディショップの鮮やかなメイクが華を添えます。「あなたの望む世界のために、あなた自身が変わろう」とキャット・エドモンソンが歌う「Be the Change」に合わせてショーがスタートしました。

 エシカル3大要素で構成されたショーのうち、第1部のテーマは「フェアトレード」。5月9日の「世界フェアトレード・デー」にちなみ、フェアトレード専門ブランド「ピープル・ツリー」のコレクションが披露されました。さわやかな雰囲気が魅力の春夏コレクション(PHOTO1)、そして素朴な手編みのパターンなど温かみが感じられる秋冬コレクションが会場を彩ります(PHOTO2)

 第2部は5月10日の「コットンの日」にちなみ「エシカルコットン」がテーマ。オーガニックコットン、プレオーガニックコットンといったエシカルなコットンのみを使ったショーです。参加ブランドはLee、ピープル・ツリー、そして京都での伝統技術継承やオーガニック素材にこだわるエシカルブランド「Liv:ra」。春夏のトレンドであるオールデニムや、コットンの素材感を生かしたカジュアルなスタイルに身を包んだモデルの頭上を飾るのは、廃棄花をクリエイティブに再生する“SHY FLOWER PROJECT”のヘッドピース。また素材の一部に、使い込まれて味のあるユーズドレザー製品をリユース。量産が可能ながらも「一点もの」を実現したシューズブランド“SCOTEJPN”が足元を固めます(PHOTO3、PHOTO4)

 ロンドンで活躍するコスチュームデザイナー、クミコ・タニさんをゲストに迎えた第3部のテーマは、「アップサイクル」。コスチュームの素材として使われているのは、ペットボトルやニュースペーパーといった「捨てられるはずだったもの」ばかり。コーヒーの麻袋、スーパーのレジ袋などがゴージャスなコスチュームに生まれ変わった姿に、会場から驚きの声が上がりました(PHOTO5、PHOTO6)

 そして弦楽合奏団・メガネストリングスの生演奏に続いて始まったのは、ラストを締めくくるウエディングドレスのショー。手織りの布に丁寧な手刺しゅうが施されたピープル・ツリーの素敵なドレス、ロンドンのファッションデザイナー、ボラ・アクスとのコラボレーションによる美しい立体感を持つドレスが続きます。そして最後は何と「ゴミの捨て方をデザインする」企業、ナカダイより提供された廃棄エアバッグを素材に、クミコ・タニさんが仕上げたドレスが登場しました(PHOTO7、PHOTO8)

 ショーの余韻に浸る会場に、突如にぎやかなジェンベが響きわたります。打楽器のリズムと会場の手拍子に合わせ、出演したモデルやデザイナー、メイク担当のザ・ボディショップのスタッフ、そしてディレクターの竹村伊央さんらが登場。「エシカル」、そして「チェンジ」というパワフルなテーマを見事に体現したショーに、会場から大きな拍手が贈られました。

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DIRECTOR COMMENTS

竹村伊央さん

竹村伊央さん

ショーの大きなテーマである「Be the Change」には、自分が変われば相手も、そして世界も変わるという意味が込められています。ショーの中には実際に買えるものも使われているので、ご覧になった方が何かひとつ「Change」のヒントを持ち帰ってくれたらと考えてスタイリングしました。またリアルクローズだけでなく、ショーらしい華やかさを「アップサイクル」では表現できたかなと思います。

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