Report no.2 / 絞り染め体験

誰でもWELCOME! Leeの定番ワークショップ
Report no.2 / 絞り染め体験
講師:細川秀和、荻原圭太

 太陽の日射しが最も良く似合う屋外ワークショップと言えば、Leeの「タイダイ」ではないでしょうか(PHOTO1)。タイ(tie)はひも、ダイ(dye)は染めるという意味。白いTシャツにひだを寄せたり、所々をつまんだりして輪ゴムで留め、赤、青、黄、紫、オレンジ、緑、黒の7色から好みの染料をかけていきます(PHOTO2)。ぐるぐると円を描いた模様にしたり、所々染料が飛び散ったようにしてみたり、ぼかした感じにしてみたり、凝った染め方ではハート形などにも挑戦できるそうです。ゴムをかけた部分が染まらずに白く残るのですが、友人同士で同じ染め方に挑戦しても、決して同じようには染まらないのがこのワークショップの面白さ。Leeのロゴ入りTシャツを購入して染める人が多いですが、着古した自分のTシャツを持ち込んでもOK。ゴムを外して広げたときに予想を裏切るようなデザインが現れることもあり、テント内では「あ、カッコいい!」「上手く染まったねー」と繰り返し歓声が上がっていました。自ら染めたオリジナルTシャツへの愛着はひとしお。体験を通して服をリメークする楽しさや、長く大切に着ようという気持ちを育んでもらえたらー。絞り染め体験にはそんな願いが込められています。

 スタッフの荻原圭太さん(PHOTO3)によれば、3、4年前にキャンプイベントに誘われて初出展したことがきっかけで、このタイダイがLeeのワークショップの定番になっていったそうです。「最初はインディゴ染めもやってみたのですが、多色の方がお子さんも喜ぶので。うちの洗い加工をしてもらっている会社に相談したときに『いろんな模様の染め方があるから、お客さんにアナウンスしてみたら?』とアドバイスを受け、バリエーションを増やしていきました」。今年も既に3つのイベントに参加していて、Leeファンにとってはすっかりおなじみ。リピーターの中には、前回自分で染めたTシャツを来てくる人もいるそうです。「去年も出展しましたが、エシカルファッションカレッジは10代、20代の女性が多いですね。8割方は女性。イベントの特徴なのか、こだわりを持って1時間近くデザインや色を悩む方もいらっしゃいます」と荻原さん。

 Leeは、2007年からオーガニックコットンを定番商品に取り込み始め、最近では最もベーシックなアメリカンライダースシリーズに遺伝子組み換えでないオーガニックコットンを使用。さらに綿の産地証明に加え、どこで糸にし、染め、縫い、洗い加工したかという生産工程のプロセス(トレーサビリティー)を明らかにして販売するなど、エシカルな取り組みでは先陣を切るジーンズメーカーですが、「実はあまりコマーシャルはしていない」と荻原さん。「大々的な露出はしなくても、意識は持っているよということを気づいてもらえればいいかな、というのがLeeのエシカルへの向き合い方。その辺りはぶれないですね」

 Leeのタイダイはエシカルファッションカレッジの正面口脇が定位置で、来場客にとっては最初に目に飛び込んでくるワークショップ(PHOTO4)。エシカルポイントを強く打ち出すことはないスタッフの気負わない姿勢が、エシカルをそれほど意識せずに訪れた来場者の気持ちに寄り添っているようにも感じました。

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PARTICIPANT COMMENTS

清水俊さん、矢川栞さん

清水俊さん、矢川栞さん(神奈川県、会社員)

このイベントを主催しているNGOで働いている知人に紹介されて来ました。朝一番に来て、今日始めに参加したのがこのワークショップです。染めたTシャツを広げるまでは不安でしたが、思いのほかうまくできて満足しています。オリジナル感が出ていいですね。LeeのGパンは持っていますが、エシカルな活動をしているイメージはなかったので印象に残りました。音楽フェスにこのTシャツを着て出かけてみたいです。

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